利用規約
この利用規約(以下「本規約」といいます)は、API提供プラットフォームサービス「ServiceHUB」(以下「本サービス」といいます)の提供条件等を定めるものです。本サービスは、東京大学「i-Constructionシステム学」寄付講座での産官学による研究成果に基づき、「i-Constructionシステム学」寄付講座の協調領域検討会の下位組織である日本建設業連合会の協調領域WG(ワーキンググループ)施工WG2(以下「当WG」といいます。当WGを構成する各事業者については同協調領域検討会のウェブサイトをご参照ください)が実用化の検討を進めているサービスのプロトタイプです。本サービスを利用する場合は、事前に本規約及び別途定めるプライバシーポリシー(以下「本プライバシーポリシー」といいます)の全ての内容を十分に確認いただき、これらに同意いただく必要があります。
本サービス開始時点のサービス提供者は当WGであり、東京大学「i-Constructionシステム学」寄付講座がサービス運営の実務を担当する事務局(以下「本事務局」といいます)を務めます。「i-Constructionシステム学」寄付講座の協調領域検討会(産官学コンソーシアム)は、インフラCDE協議会(本規約制定時点での仮称)を設立する予定であり、同協議会の設立後に、本サービスにかかる事業は同協議会に承継され、同協議会が本サービスの運営者となる予定です。詳細が決定しましたらユーザーに対して改めてお知らせいたします。
第1条(本規約の目的)
本規約は、本サービスの提供条件及び当WGと利用申請者又はユーザーの間の権利義務関係を定めるものです。
第2条(用語の定義)
本規約においては、次の用語はそれぞれ次の意味で使用します。
- 「サービス利用契約」:本規約に基づき当WGとユーザーとの間に締結される本サービスの提供に関する契約
- 「利用申請者」:当WGに本サービスの提供を申し込む者
- 「ユーザー」:サービス利用契約を当WGと締結し、本サービスの提供を受ける者
- 「API」:アプリケーション・プログラミング・インターフェース
- 「登録API」:本サービス上で、本規約及び本サービスの仕様に従い、API提供ユーザーが登録したAPI
- 「API提供契約」:本サービス上で、本規約及び本サービスの仕様に従い、API提供ユーザーとAPI利用ユーザーの間で締結される、API規約に基づきAPI提供ユーザーがAPI利用ユーザーに登録APIを利用させることを内容とする契約
- 「API提供ユーザー」:本サービス上で、本規約及び本サービスの仕様に従い、APIを公開する者として当WGの承諾に基づきユーザー登録をした者
- 「API利用ユーザー」:本サービス上で、本規約及び本サービスの仕様に従い、API提供ユーザーから登録APIの利用について承諾を受けて登録APIを利用する者として当WGの承諾に基づきユーザー登録をした者
- 「API規約」: APIの利用条件、API提供ユーザーとAPI利用ユーザーの間の権利義務関係、データの利用等を定める利用規約、プライバシーポリシーその他規則等であって、API提供ユーザーが個別に定めるもの
- 「API詳細画面記載事項」:API提供ユーザーがAPI詳細画面において記載する登録APIに関する利用条件その他詳細事項。API詳細画面記載事項には、登録APIの名称及び仕様に加えて、以下の事項を含みます。
- 「公開開始日時」:登録APIが利用可能な状態となる日
- 「公開終了日時」:登録APIの利用が不可能となる日
- 「リクエスト回数」:1日又は1秒あたりのリクエスト回数上限
- 「API提供方法」:登録APIの利用に先立つ利用申請の要否の区別
- 「ServiceHUBトークン」:本サービス上でAPI提供ユーザーがAPI利用ユーザーの要請を受けてAPI利用ユーザーに対して発行するアクセストークンであって、特定の登録APIの利用に際してAPI利用ユーザーを特定するために用いられるもの
- 「ユーザーID」:ユーザーを識別するために用いられる、本サービスに登録されたユーザーのメールアドレス
- 「知的財産権」:著作権(著作権法第27条および第28条に定める権利を含みます)、著作隣接権、商標権、意匠権、特許権、実用新案権、不正競争防止法に定める権利、ノウハウその他一切の知的財産権(意匠登録、特許または実用新案登録を受ける権利、商標出願により生じる権利および将来の法令改正等により追加される権利を含みます)の総称
- 「本サービスコンテンツ」:本サービスを構成する有形又は無形の構成物(ソフトウェアプログラム、データベース、アイコン、画像、文章、マニュアル等の関連ドキュメント等を含む)。但し、ユーザーデータ等を除きます。
- 「ユーザーデータ等」:ユーザーが本サービスにおいて登録する、ユーザーの情報、各種データその他の情報
- 「反社会的勢力」:暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者
- 「端末機器」:スマートフォン、携帯粛話、パソコン等
第3条(本規約の適用)
当WGは、サービス利用契約の内容に従って本サーピスの提供を行い、ユーザーは、サービス利用契約及び本サービスの仕様に従いこれを利用するものとします。
第4条(本規約の変更)
- 当WGは、ユーザーの事前の承諾を得ることなく、本規約を随時変更できるものとします。本規約が変更された後のサーピスの提供条件は、変更後の新利用規約に従うものとします。
- 当WGは、前項の変更を行う場合は、14日以上の予告期間をおいて、変更後の新利用規約の内容をユーザーに通知又は本サービス上に表示するものとします。但し、本規約の変更が、ユーザーの利益となるときは、予告期間を定めないことができるものとします。
- 前2項の定めにかかわらず、法令上ユーザーの同意が必要となるような本規約の変更の場合は、当WG所定の方法でユーザーの同意を得るものとします。この場合、ユーザーが変更後の本規約に同意できないときは、本規約の他の定めにかかわらず、第2項の予告期間中に当WGに通知することによって、本契約を解約することができます。当該予告期間中にユーザーが解約を行わない場合は、変更後の本規約に同意したものとみなします。
第5条(サービス利用契約の申込み)
- 利用申請者は、本規約の内容を承諾の上、当WGが定める方法により、API提供ユーザー又はAPI利用ユーザーいずれの資格で登録するかを選択のうえで、また、本サービスの利用が企業その他の法人としての利用であることを明示したうえで、本サービス利用のための申込みを行うものとします。サービス利用契約は、当WGが当WG所定の手続によって申込みを承諾したときに成立します。本規約は、サービス利用契約の一部を構成します。
- 当WGは、前項の規定にかかわらず、次の事由(以下「契約不承諾事由」といいます)のいずれかに該当する場合には、そのサービス利用契約の申込みを承諾しない、あるいは承諾を留保することがあります。
- 利用申請者が実在しない場合
- 利用申請者がサービス利用契約締結やAPI提供契約締結に必要な権限を有しない場合
- 当WG所定の利用申込書に虚偽の記載又は記入漏れがある場合
- 本サービスの利用目的が、評価、解析その他本来の目的と異なるものであると疑われる場合
- 利用申請者又はその代表者、役員において、反社会的勢力に該当するとき又はそのおそれがあるとき
- その他当WGが不適当と判断する相当の理由がある楊合
- 前項に従い、当WGがサービス利用契約の申込みを承諾せず、あるいは承諾を留保する場合は、その旨を利用申請者(ユーザー)に通知します。但し、当WGは、承諾をしなかったことあるいは承諾を留保したことによる責任は負いません。
- 利用申請者は、当WGに対し、サービス利用契約の締結、本サービスの利用の一切に関して必要な権限を保有していることを保証します。当WGは、利用申請者の権限を確認する義務を負わず、また、利用申請者が必要な権限を有しないことによって生じる一切の問題について何らの責任を負わず、当該問題によって当WGに損害が生じた場合は利用申請者に対して損害賠償を求めることができます。
第6条(利用開始及びユーザー登録)
- ユーザーは、サービス利用契約が成立した場合は、API提供ユーザー又はAPI利用ユーザーの資格の種別に応じて当WGが本サービス上で指定する情報を登録することでユーザー登録したうえで、本サービスの利用を開始することができます。
- ユーザーが法人として本サービスを利用する場合は、当WGは、発行されたアカウントによる本サービスの利用行為の一切は、当該法人から適法に代理権を授与された者の行為であり、法人による利用行為とみなすことができます。
第7条(ユーザーID及びパスワード)
- ユーザーは、自らの管理責任により、ユーザーのユーザーID及びパスワードを不正使用されないよう厳格に管理するものとします。
- ユーザーは、いかなる場合も、ユーザーID及びパスワードを第三者に開示、貸与することはできません。
- 当WGは、当WGの責めに帰すべき事由による場合を除き、ユーザーID及びパスワードの不正利用によってユーザーに生じた損害について責任を負いません。当WGは、当WGの責めに帰すべき事由による場合を除き、ユーザーIDとパスワードの認証を行った後に行われた本サービスの利用行為については、すべてユーザーに帰属するものとみなすことができます。
第8条(サービス利用契約の期間)
本サービスはプロトタイプとして無償で提供されるため、サービス利用契約の契約期間は、本サービスの利用開始日(ユーザーが最初にユーザー登録をした日)から、当WGが当WGの裁量により別途指定、通知又は公表する本サービスの終了日までとします。
第9条(当WGが提供するサービス内容)
- 当WGは、本サービス上で、API提供ユーザーとAPI利用ユーザーが登録APIについての利用許諾にかかるAPI提供契約を締結する機会及び場を提供し、ユーザーが登録APIに関するアクセスの管理を行うことを可能にします。
- 本サービスは、前項に定める契約締結及び登録APIのアクセス管理をクラウド上で実施することを可能にする一つの手段を提供する一方で、登録APIの品質等の保証やAPI提供契約の履行の保証を行うものではありません。API提供契約の当事者はAPI提供ユーザーとAPI利用ユーザーであり、当社はAPI提供契約の当事者ではありません。API提供契約の有効性、締結行為、履行行為、債務不履行その他契約当事者間の問題や紛争に関する一切の事項については、本サービスの対象外であるため、ユーザーが本サービス外で自己の責任と費用負担において対処するものとします。当WGはこれらの事項について何らの履行債務その他の債務又は責任を負いません。
第10条(ユーザーによる利用)
- API提供ユーザーは、本規約及び本サービスの仕様に従い、本サービス上で以下の行為をすることができます。
- 自己が適切な権限を有するAPIの登録を申請すること
- 登録APIの利用を他のユーザーに対して許諾すること
- 登録APIについてServiceHUBトークンを発行することその他の登録APIの利用に関する管理行為
- その他本サービス上で認められた行為
- API利用ユーザーは、本規約及び本サービスの仕様に従い、本サービス上で以下の行為をすることができます。
- 登録APIの利用許諾をAPI提供ユーザーに対し依頼すること
- 利用を許諾された登録APIについてServiceHUBトークンの発行を受けること
- その他本サービス上で認められた行為
- ユーザーは、当WGに対し、API提供契約の締結、本サービスの利用の一切に関して必要な権限を保有していることを保証します。当WGは、ユーザーの権限を確認する義務を負わず、また、ユーザーが必要な権限を有しないことによって生じる一切の問題について何らの責任を負わず、当該問題によって当WGに損害が生じた場合はユーザーに対して損害賠償を求めることができます。
第11条(API登録)
- API提供ユーザーは、APIの登録を申請する場合、本サービス上で当WG所定の情報(以下「API情報」といいます)を提供する必要があります。
- 当WGは、APIの登録の申請があった場合は、審査を行い、登録可否について当WGの裁量により決定します。
- 前項に従い、当WGがAPIの登録を承諾せず、あるいは承諾を留保する場合は、その旨をユーザーに通知します。但し、当WGは、承諾をしなかったことあるいは承諾を留保したことによる責任は負いません。
- 当WGは、API提供ユーザに対してAPIが登録できることを保証しません。
- 当WGは、API情報又はAPIについて、その正確性、品質その他一切の事項について何らの保証を行わず、確認義務を負わず、その他の責任を負いません。
- 当WGは、登録APIについて、API情報に不足、誤りや不実の記載がある場合、APIに不具合その他の問題がある場合その他当WGが必要と判断する場合は、本サービスからの削除その他適切な措置をとることができます。当WGは、ユーザーに対し、本規約に別段の定めがある場合を除いて、当該措置によってユーザーに生じる損害を賠償する義務を負わず、またその他の不利益や問題について責任を負いません。
第12条(APIの利用許諾)
- API利用ユーザーは、登録APIについて、API提供ユーザーに対して、本サービス上で利用を申請することができます。登録APIは以下の各号のいずれかの場合に利用が許諾されたものとします。
- 登録APIについてAPI提供ユーザーが本サービス上の設定において利用申請に対する諾否の決定の手続を不要と設定している場合は、API利用ユーザーが本サービス上でその仕様に従い登録APIの利用を選択したとき
- 登録APIについてAPI提供ユーザーが本サービス上の設定において利用申請に対する諾否の決定の手続を必要と設定している場合は、API利用ユーザーが本サービス上で登録APIの利用を申請し、これをAPI提供ユーザーが本サービス上で承認したとき
- 前項に定める利用許諾の成立時点で、API提供ユーザーとAPI利用ユーザーの間で、API詳細画面記載事項及びAPI規約を契約内容として、API提供契約が成立します。
- API提供契約に基づくAPIの利用許諾期間は、API提供契約成立時から登録APIの公開終了期間までとします。
- API提供ユーザーは、利用許諾期間の途中であっても、本サービス上での登録APIの公開を停止することができ、この場合、前項の定めにかかわらず、公開停止と同時に登録APIに関する利用許諾は終了します。API利用ユーザーは予めこのことに同意したうえで本サービスを利用するものとします。
- 本サービスは、登録APIのアクセス管理機能をAPI提供契約の当事者に提供するものであり、APIの提供自体並びにAPI詳細画面記載事項及びAPI規約その他API提供契約にかかる事項については、本契約に明示的に定める場合を除いて、本サービスの対象外です。当WGはAPI自体の性能、有用性その他の事項並びにAPI詳細画面記載事項及びAPI規約の適法性、有効性、正確性その他一切の事項について保証するものではありません。API提供ユーザー及びAPI利用ユーザーは、以下の各号のとおり、自己の責任と費用負担において、本サービス上でAPI提供契約にかかる手続を実施するものとします。
- API提供ユーザーは、API詳細画面記載事項とAPI規約について、正確な内容を記載又は掲載する(外部ウェブサイトへリンクする形での掲載を含みます)義務を負い、当該内容に起因して生じる損害、不利益その他の問題ついて一切の責任を負います。
- API利用ユーザーは、登録APIの利用を希望する場合は、API詳細画面記載事項とAPI規約について、事前に必ず確認しこれらの内容に同意したうえで第1項に定める利用許諾手続を実施する義務を負います。
第13条(ServiceHUBトークンの発行と管理)
- API提供ユーザーは、本サービス上で、API利用ユーザーの要求に応じて、登録APIに関するServiceHUBトークンを発行することができます。
- API提供ユーザー及びAPI利用ユーザーは、ServiceHUBトークンについて自己の責任と費用負担において管理するものとします。
- ユーザーがServiceHUBトークンを紛失又は失念した場合であっても、当WGはServiceHUBトークンを再発行する義務を負いません。
第14条(API提供契約に関する責任)
API提供契約の締結、履行又は不履行による損害賠償若しくは解除等API提供契約に関する一切の事項については、契約当事者であるAPI提供ユーザーとAPI利用ユーザーが自己の責任と費用負担において対処する義務を負います。本規約に明示的に定める場合を除いて、これらの事項は本サービスの対象外です。当WGは、これらの事項について何らの対応を行う義務を負わず、API提供契約に関連してユーザーに損害又は不利益が発生した場合でも、本規約に明示的に定める場合を除いて、損害賠償義務その他の責任を負いません。
第15条(サービスの範囲)
- 当WGは、当WG指定の条件下で、ユーザーが管理する端末機器から電気通信回線を経由して当WGの指定サーバに接続することにより、本サービスを利用することのできる環境を提供します。
- ユーザーは、前項に定めるサーバの使用容量について10ギガバイト(GB)を上限として本サービスを利用することができます。
第16条(利用制限)
- 本サービスは、ユーザー自身の業務での利用を目的として提供されるものであり、当WGは、当WGが事前の承諾した場合を除いて、当該目的以外の目的での本サービスの利用を許諾しません。例えば、ユーザーは、本サービス上で許諾されている方法以外の方法で、第三者に対し有償又は無償で、本サービスを利用したクラウドサービス等の提供をすることはできません。
- ユーザーによる本サーピスの利用は端末機器から当WG指定のURLへ接続することにより行われるものとします。
- ユーザーは、同一のユーザーIDを同時に用いて、複数の端末機器から同時に本サービスを利用することはできません。
第17条(本サービスの変更)
当WGは、本サーピスの機能追加、改善を目的として、当WGの裁量により本サーピスの一部の追加・変更を行うことがあります。但し、当該追加・変更によって、変更前の本サービスのすべての機能・性能が維持されることを保証するものではありません。
第18条(本サービスの提供)
- 当WGは、ユーザーの本サービスの利用期間中、善良なる管理者の注意をもって本サービスを提供します。
- 本サービスに関してサービスレベルに関連する定めがある場合でも、当該サービスレベルは当WGの努力目標を定めたものであり、サービスレベルを下回った場合でも、当WGは損害賠償その他いかなる責任も負わないものとします。
- 当WGは、本サービス提供のために、第三者の提供するクラウドサービスその他のサービスを利用することがあります。ユーザーは、当該第三者のサービス仕様及び提供条件が随時変更されることがあり、その場合、変更後のサービス仕様及び提供条件の範囲内で本サービスが提供されることを了承するものとします。
- 当WGは、本サービスに不具合が発生したときは、当WGのWEBサイトに掲載するなどの方法によりユーザーに遅滞なく通知し、不具合の対応措置を実施します。
第19条(電気通信回線)
ユーザーが使用する端末機器から本サービスに接続する電気通信回線は、ユーザー自身の責任と費用負担において、確保、維持されるものとし、当WGは一切の責任を負いません。
第20条(データ管理)
- ユーザーは、ユーザーデータ等について、必要な情報は自己の責任で保全しておくものとします。
- 当WGは、ユーザーデータ等に関して、本サービスを提供する設備等の故障等により滅失した場合に、その情報を復元する目的でこれを別に記録して一定期間保管しますが、復元の義務を負うものではありません。
第21条(個人情報の取扱い)
本サービスに関する個人情報の取扱いは、本プライバシーポリシーに定めます。
第22条(当WGによる情報の管理・利用)
- 当WGは、本サービスの改良、サービスの維持管理等を目的とする統計調査のため、ユーザーデータ等及びユーザーの本サービスの利用状況、画面・項目の利用頻度等の統計数値を利用し、あるいは統計調査に必要な限度でこれらの情報を解析し、二次加工して活用するものとし、ユーザーはかかる統計調査、二次加工による活用を行うことに同意します。
- 当WGは、ユーザーデータ等に関し、善良な管理者による注意をもって機密保持とその管理に努めるものとします。
- ユーザーは、当WGが、裁判所、その他の法的な権限のある官公庁の命令等によりユーザーデータ等の開示ないし提出を求められた場合は、かかる命令等に従ってユーザーデータ等の開示ないし提出をすることがあることを承諾し、かかる開示ないし提出に対して異議を述べないものとします。
第23条(委託)
当WGは本サービスの提供に関する業務の全部若しくは一部をユーザーの承諾なしに、第三者に委託することができます。但し、その場合、当WGは責任をもって委託先を管理するものとします。
第24条(禁止行為)
ユーザーは、本サービスを利用するにあたり、以下の行為を行わないものとします。
- 法令に違反する行為又はそのおそれがある行為
- 公序良俗に反する行為
- 他のユーザーの利用を妨害する行為又はそのおそれがある行為
- 本サービスを構成するハードウェア又はソフトウェアヘの不正アクセス行為、クラッキング行為その他設備等に支障を与える等の行為
- 本サービスの提供を妨害する行為又はそのおそれがある行為
- 本サービスを構成するソフトウェアの解析、リバースエンジニアリングその他ソースコードを入手しようとする行為
- 他人のユーザーIDを使用する行為又はその入手を試みる行為
- 他のユーザーのデータを閲覧、変更、改ざんする行為又はそのおそれがある行為
- 当WG、他の契約者その他の第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、パブリシティ権、名誉、その他の権利若しくは利益を侵害する行為又はそのおそれのある行為
- API提供契約に違反する行為
第25条(当WGの知的財産権)
- 本サービスコンテンツに関する一切の知的財産権その他の権利は、当WG又は当WGに許諾した第三者に帰属します。
- 当WGは、ユーザーに対し、本サービスを本規約及び本サービスの仕様に基づき通常想定される使用方法で使用するために必要な範囲に限り、本サービスコンテンツの利用を許諾します。
第26条(ユーザーの知的財産権)
- ユーザーデータ等に関する一切の知的財産権その他の権利は、ユーザー又はユーザーに許諾した第三者に帰属します。
- ユーザーは、当WG又は当WGの許諾した第三者に対し、本サービスの提供又は本サービスの改善目的で、ユーザーデータ等の利用を許諾します。当該目的でユーザーデータ等が利用される限りにおいて、ユーザーは、ユーザーデータ等に著作者人格権が発生する場合であっても、当WG又は当WGの許諾した第三者に対して著作者人格権を行使しないものとします。
- ユーザーは、当WGに対し、ユーザーデータ等及びその利用が、第三者の知的財産権その他の権利を侵害しないことを保証します。
第27条(侵害の場合の責任)
本サービスの利用に関して、第三者からユーザーに対して知的財産にかかるクレーム、その他の請求が発生した場合、ユーザーはただちに当WGに通知するものとし、当WGはその責任と費用負担においてかかるクレーム等を処理するものとします。但し、かかるクレーム等が登録API若しくはAPI提供契約に関するものである場合、かかるクレーム等の発生がユーザー自身の責めに帰すべき事由に基づく場合又はユーザーが当WGにクレーム等の発生を速やかに通知しない等の事由により当WGが適切な防御を行う機会を逸することになった場合は、この限りではありません。
第28条(自己責任の原則)
- ユーザーは、本サービスの利用及び本サービス内における一切の行為(情報の登録、閲覧削除、送信等)及びその結果について、一切の責任を負います。
- ユーザーは、本サービスの利用に伴い、自己の責めに帰すべき事由で第三者に対して損害を与えた場合、又は第三者からクレーム等の請求がなされた場合、自己の責任と費用をもって処理、解決するものとします。
- ユーザーは、ユーザーがその故意又は過失により当WGに損害を与えた場合、当WGに対して、当該損害の賠償を行うものとします。
第29条(非保証)
- 当WGは、本サービスについて、以下の事項を含む本サービス又は本サービスコンテンツに関する事項について何らの保証するものではありません。
- 継続的に利用できること
- バグ等の不具合のないこと
- 端末機器において他のソフトウェア等が使用ないし併用された場合に本サービスが正常な動作をすること
- ユーザーの特定の目的に適合すること又は期待する機能、商品的価値、正確性、真実性若しくは有用性を有すること
- ユーザーによる利用が、利用者に適用のある法令等に適合すること
- ユーザーによる利用が、第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、パブリシティ権、名誉、その他の権利又は利益を侵害しないこと
- 当WGは、登録APIについて、特定の目的に適合すること、継続的に利用できること、バグ等の不具合のないこと、性能、機能、有用性、正確性、適法性その他一切の事項について何らの保証をするものではありません。
- 当WGは、API詳細画面記載事項及びAPI規約について、正確性、適法性その他一切の事項について何らの保証をするものではありません。
- 当WGは、本サービスを構成するソフトウェアにバグ等の不具合を発見した場合は当WGの裁量において必要な措置をとることができますが、ユーザーに対して当該措置をとる義務を負うものではありません。
第30条(免責及び損害賠償の制限)
- 当WGは、本サービスが無償で提供されるものであることに鑑み、本サービスの利用に関して、本規約に明示的に定めがある場合を除いて、ユーザーに対して何らの責任を負いません。当WGは、本規約に当該明示の定めが存在する場合であっても、当該各定めに従って制限された限度においてのみ、本サービスについての責任を負うものとします。
- 当WGは、本規約の各条項において保証しないとされている事項、責任を負わないとされている事項、ユーザーの責任とされている事項については、一切の責任を負いません。
- 当WGがユーザーに対して責任を負う場合であっても、ユーザーの事業機会の損失、逸失利益、データ滅失・損壊によって生じた損害は、契約責任、不法行為責任その他請求の原因を問わず、賠償の対象外とします。
第31条(本サービスの休止)
- 当WGは、定時に又は必要に応じて、保守作業のために本サービスを一時的に休止することができるものとします。
- 当WGは、保守作業を行う場合には、事前にユーザーに対してその旨を通知するものとします。但し、緊急の場合には、事前の通知をすることなく本サービスを休止し、事後速やかにユーザーに通知するものとします。
- 第1項に定めるほか、当WGは、第三者による妨害行為等により本サービスの継続がユーザーに重大な支障を与えるおそれがあると判断される場合、その他やむを得ない事由がある場合にも、本サービスを一時的に休止することができるものとします。
- 当WGは、本条に基づいてなされた本サービスの休止によってユーザーに生じた損害又は不利益について責任を負いません。
第32条(本サービスの廃止)
- 当WGは、本サービスの一部又は全部を何時でも廃止できる権利を有します。
- 本サービスの一部又は全部を廃止する場合、当WGは廃止する1か月以上前に当該サービスのユーザーに対して通知を行います。
- 当WGが予期し得ない事由又は法令・規則の制定・改廃、天災等のやむを得ない事由で、サービスを廃止する場合において3か月以上前の通知が不能な場合であっても、当WGは可能な限り速やかにユーザーに対して通知を行います。
- 当WGは本サービスの廃止の結果について何ら責任を負いません。
第33条(ユーザーが行う解約)
ユーザーは、ユーザーの都合によりサービス利用契約を解約しようとする場合は、解約しようとする日の1か月前までに、当杜の指定する方法により、その旨を当WGに通知するものとします。
第34条(当WGが行う解除)
- 当WGは、ユーザーが次の各号のいずれかに該当すると判断した場合、契約者への催告を要することなくサービス利用契約の全部又は一部を解除することができるものとします。
- 当WGの事業に支障を与える行為を行った場合
- API提供契約に違反した場合
- API提供契約を締結するために必要となる適法な権限を有しない場合
- 重要な財産に対する差押、仮差押、仮処分、租税滞納処分、その他公権力の処分を受け、又は破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始若しくは特別清算開始の申立てが行われた場合
- 解散若しくは事業の全部を譲渡し、又はその決議がなされた場合
- 自ら振り出し若しくは引き受けた手形又は小切手が不渡りとなる等支払停止状態に至った場合
- 監督官庁から営業停止、又は営業免許若しくは営業登録の取消しの処分を受けた場合
- 契約不承諾事由の一つがある場合
- 当杜は、ユーザーがサービス利用契約等に違反し、又は契約者の責めに帰すべき事由によって本サービスの提供を継続し難い重大な事由が発生し(以下「違反等」といいます)、当該違反等について、是正を求める催告をしたにもかかわらず14日以内にこれを是正しないときは、サービス利用契約の全部若しくは一部を解除することができるものとします_
第35条(サービス利用契約の終了及び契約終了後の処理)
- サービス利用契約は、利用期間の満了、本サービスの終了、サービス利用契約の解約又は解除によって終了します。
- ユーザーは、理由の如何を問わずサービス利用契約が終了した場合、ただちに本サービスの利用を終了し、以後、本サービスを利用することはできません。
- 当WGは、理由の如何を問わずサービス利用契約が終了した場合、本サービスに格納された一切のデータを契約終了日から60日以内に当WGの責任で消去するものとします。但し、本サービスはブロックチェーン技術を利用しており、一度ブロックチェーン上に記録された情報は不可逆的に削除不可能であるため、データの消去ができない場合があります。
- 当WGは、本条に基づいてデータを消去したことによって又はデータを消去できないことによって契約者に生じた損害を賠償する義務を負わないものとします。
第36条(通知)
- 本サービスに関する通知その他本規約に定める当WGからユーザーに対する通知は、本事務局が電子メールによる方法その他当WGの定める方法によって行うものとします。通知は、本事務局からの発信によってその効力が生ずるものとします。
- 本サービスに関する通知その他本規約に定めるユーザーから当WGに対する通知は、本サービスに登録した電子メールによって所定の本事務局連絡先に行うものとします。通知は、本事務局の受信によってその効力が生ずるものとします。
第37条(ユーザーによる権利義務譲渡の禁止)
ユーザーは、当WGの事前の承諾なく、サービス利用契約の契約上の地位を第三者に承継させ、又はサービス利用契約に基づく権利義務の全部又は一部を第三者に譲渡し、承継させ、又は担保に供してはならないものとします。
第38条(当WGによる利用契約上の地位の譲渡)
- 当WGは本サービスにかかる事業を第三者に譲渡する場合には、当該事業譲渡に伴いサービス利用契約上の地位、サービス利用契約に基づく権利及び義務並びにユーザーデータ等を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができるものとし、契約者は、かかる譲渡(事業譲渡、契約上の地位の譲渡、権利義務の譲渡及びユーザーデータ等の譲渡)につき本項において予め同意したものとします。なお、本条に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含むものとします。
- ユーザーは、ユーザーデータ等にユーザーその他ユーザーの個人情報を含める場合は、予め、前項に定める事業譲渡に関して本人から必要な同意を取得するなど合理的に必要な措置をとるものとします。
第39条(不可抗力)
当WGは、天災、法令・規則の制定・改廃、その他の不可抗力によって本サービスの履行が妨げられた場合には、サービス利用契約その他の一切の規定にかかわらず、かかる不可抗力によってユーザーに生じた損害について一切の責任を負担しません。
第40条(分離可能性)
本規約のいずれかの条項又はその一部が、法令等により無効又は執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効又は執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。
第41条(協議)
本規約の解釈について両当事者間に異議、疑義が生じた場合、又は本規約に定めのない事項が生じた場合、誠実に協議し、円満にその解決を図るものとします。
第42条(準拠法及び裁判管轄)
サービス利用契約に関する事項については、日本法を準拠法とし、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
東京大学「i-Constructionシステム学」寄付講座 協調領域検討会
日本建設業連合会・協調領域WG施工WG2
制定 2025年3月24日